山田幸代さんへのインタビュー(後半)
チネイザンプラクティショナー山田幸代さんへのインタビュー(後半)
インタビュアー つかさ
―前半の続き―
KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA
つかさ そもそも「初対面の人の腹を触る」っておかしいですよね(笑)
さちよ おかしいよね(笑)
つかさ それでも施術を受ける。
さちよ 腹決めて腹を出すしかない。
つかさ 初めてチネイザンを受ける方もいらっしゃるわけですが、みなさんお腹を見せることに抵抗はないのでしょうか。
さちよ 色々な方がいらしゃいます。
私も習っていくなかで「ある程度知っている人」にやりたいなと思った。「ある程度」というのがポイントで、「とても親しい人」には難しいというのが正直なところ。
ケーススタディの時も「ある程度知っている方々」にお願いして、ケースを取らせてもらっていたのだけど、ある時点からその方の友達とか、全く私の知らない人が来るようになって、でもその初対面の方々をやってみたら意外と手ごたえが良かったんですよ。その方たちは、瞑想にも気功にも全く興味はないし、体を触られるのに慣れているわけではない。でも喜んでいただけたし、私も嬉しかった。 そういうのってこっちが考えているだけであって、やってみないとわかんないよなってわかった。
つかさ 親しい人って難しいですよね。
さちよ そう、例えば家族にチネイザンをするのは、私の場合は難しい。テーマのひとつでもあるなぁ。でも自分自身にはできる。
つかさ 自分にできないことは人にやれないなとは思います。セルフチネイザン、効果ありますね。
さちよ ありますね。効果は絶大な気がする。元々便秘症だし、毎日ではないけど、やります。
つかさ チネイザンの施術は何年目ですか?
さちよ 4年目です。
つかさ チネイザンを取り入れたことで、他の施術、仕事、ご自分の生活に影響はありましたか?
さちよ とてもありますね。
つかさ 具体的にありますか?例えば便秘が治った、とか(笑)
さちよ 便秘の元になっている要因があるんだけど、それはわかるようになった。 前は「なんで食事気をつけて、運動もして、なんで便秘なんだろう?」って疑問に思ってたけど、「原因はおそらくこのへんのことだな」って察しがつくようになった。「治らなかったとしても不思議はないな」って思えるようになった。 考え方とか、そういう部分で引き起こされているんじゃないかなーって。からだってたいがいそういうことだと思うから。
つかさ 思考のパターンですね。
さちよ 思考のパターンが呼んでるよね。だって、大腸の長さが人より長いとかではないし(笑)食べ物ですらないかもしれない。
チネイザンをやったからってすぐに変わるものではなくて、子供の頃からそうだから、変えようがない。
何かのきっかけで変わったらいいなって思うけど。
つかさ 徐々に、ですか。
さちよ 一気にいろんなことが変わったりはしないけど、ひとつ気付いてまた変わって、と、そんな感じです。
つかさ 人生そのものじゃないですか(笑) それでも、受ける側は効果を求めるものでしょうか?
さちよ お客様は求めますね。1回ないし5回(※パッケージの単位)で成果を求める。それがないと、逆に来て貰っても困るかも。満足してもらおうと思ってはやっている。なんらかの変化は「起きたい」と思ってる。
つかさ 「起きたい」っていい言葉ですね。「起こしたい」ではなく。
さちよ 言われてみると!いい言葉だね〜。